2025年02月
駅改修工事:モルタル吹付
補強工事では、既存壁の厚さを増すことで耐力の向上を図ります。壁の増し打ちは一般的にコンクリートで行いますが、地下駅でスペースが限られるため、狭いスペースでも施工可能なモルタル吹付(AP工法)を採用しています。モルタルを3回に分けて吹付けた後、金ゴテ等を使用して表面を均します。養生期間中は、乾燥収縮ひび割れを防ぐため、保水養生テープを貼り付けます。
2025年02月
駅改修工事:鉄筋組立
あと施工アンカーを使用し、補強を行う壁の鉄筋組み立てを行っています。15cm間隔で鉄筋を組み立て、その外側に金網(ワイヤーメッシュ)を取り付けています。
2025年01月
駅改修工事:あと施工アンカーの設置
鉄筋探査の結果を踏まえ、鉄筋を避けた位置でアンカーを埋め込む箇所に孔(あな)をあけます。接着剤が入ったカプセルを孔(あな)に入れ、アンカーを埋め込みます。埋め込みから24時間以上経過した後にアンカーの引張試験を行い、しっかりと定着していることを確認します。